お知らせ

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炭の製造

春を告げる花たちはすっかり姿を消し、キリやウツギなどの初夏の花々が咲き始めました。
さわやかな陽気にみずみずしい新緑。つい外にお出かけしたくなる季節ですね。

 

今回のブログでは、BBQに欠かせない炭の製造についてご紹介します。

こちらが会社にある炭焼き窯。形や大きさが少しずつ違う窯が4基並んでいます。

 

まずは炭となる木材の準備です。運んできた丸太を製材機で正方形の角柱になるよう切っていきます。
あまり太くない木は転がして製材機にセットできますが、この写真の木はなかなかの大物だったのでウィンチで吊るして移動しました。
また、この時に出た端材はキャンプ場で使う薪などに活用します。

 

角柱ができたら揃えて積み上げ、窯の内部の高さに合わせて臨機応変にチェンソーで切ります。
切った角柱はバケツリレーのようにして窯の奥から詰めていきます。
生のケヤキは独特のにおいがして、クヌギは手首が痛くなるほど重いです!

 

木を詰め終わったらここからが正念場。つけた火が消えてしまわないよう、煙や火の様子を見ながら薪をくべたり、窯につきっきりで監視します。
ヒノキの場合は早朝に火をつけて夕方に焼き終わりますが、雑木の場合は2日以上燃えていることもあります。
また、焼き終わってもしばらくは高温を保っているため、2日ほど熱を冷まさなければ窯から出すことはできません。

 

窯の内部の温度が人が入れるくらいに下がったら、またバケツリレーで炭を運び出します。中は狭くて蒸し暑いので、テンポよく、休憩もはさみながら行います。
今年も立派な良い炭が焼けました!

 

袋詰めの最中、上手に焼けた炭のピカピカの断面にうっとりして思わず手が止まってしまいます。
ときおり響くカラン!という高く澄んだ音にも癒されます。

 

最後は窯の掃除。この時に出た細かい炭も、ふるいにかけて大きさを分けて活用します。
炭の粉が舞い上がり顔は真っ黒ですが、窯は綺麗になりました。これで次の炭を焼く準備完了です。

 

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過ごしやすいこの季節、この炭を使ってBBQキャンプはいかがでしょうか?
炭は「喜多川キャンピングベース」や「北正丸ウッディーランド」で販売することもできますので、詳しくは各キャンプ場にお問合せください。

喜多川キャンピングベース|埼玉県飯能市のオートキャンプ場 (kitagawa-cb.jp)
北正丸ウッディーランド | カフェやキャンプが体験できる施設 (hanno-maki.com)

法人様よりまとまった数のご注文希望等につきましても、お気軽にお問い合わせください。